初めての仕出し。ご自宅に日本料理が届くまでの流れ
お祝いやご法事など、ご自宅で人が集まる日。
食事の準備をどうしようかと、迷うことがあるかもしれません。
「仕出し料理を頼んでみたいけれど、どう注文すればいいのか分からない」
初めて安来家にお電話をいただく方から、そんなお声を耳にします。
今日は、私たちのお料理がご自宅に届くまでの様子や、ご注文の段取りについてお話ししようと思います。
お店と同じ味を、ふたつの箱で
お届けするのは、お店でお出ししている懐石・会席料理と同じものです。
ご用途に合わせて、ふたつの形を用意しています。
ひとつは、黒塗りの十字の仕切りがついた器におさめる「松花堂弁当」です。
もうひとつは、白や黒の木の箱に詰めた「折詰弁当」。
こちらは食後にそのまま片付けられる使い捨ての箱ですが、ふたを開けたときの華やかさは変わりません。
青々とした笹の葉を敷き、ツヤのあるお造りや、配達直前に揚げた天ぷらを並べる。
出汁を含んだ煮物や、季節を映したあしらいを、それぞれの空間にきちんと収めていきます。
厨房での確認と、玄関先での手渡し
お家でふたを開けたときに美味しく召し上がっていただけるよう、出汁の引き方や火の入れ方を細かく調整します。
そして箱に詰める時。
彩りのバランスは整っているか。味が移らないように隙間なく詰められているか。
最後は必ず私自身の目で盛り付けを確認し、味の最終チェックをしてから、そっとふたを閉めています。
準備が整うと、お店の名前を書いた車で阿倍野の街を出発します。
配達は、基本的には玄関先でのお渡しです。
ただ、ご要望がありましたら、お家の中まで運び、皆さまの座るテーブルに並べるところまで手伝います。
集まりの直前は何かと慌ただしいものです。手が離せない時は、遠慮なくお声がけください。
お電話でお聞きすること
ご注文は、お日にちの2日前までにお願いしています。
お電話をいただいた際、いくつかお伺いすることがございます。
まずは日時と配達先のご住所、そして人数。
次に、器の松花堂弁当にするか、箱の折詰弁当にするか。
折詰弁当をご希望の場合は、持ち運び用の袋が必要かどうかも確認しています。
また、苦手な食材やアレルギーの有無もお聞きします。
ご予算に合わせた内容の変更も承っていますので、気兼ねなくお伝えください。
(なお、配達の際は5%の配達料を頂戴しています)
ちなみに、お店にご来店いただく場合でも、ご法事のあとなどで「あまり時間がない」という方がおられます。
コースで順番にお出しする日本料理は、お昼の懐石でもどうしても1時間半から2時間ほどかかります。
お急ぎのときは、一度にすべてのお料理がそろう松花堂弁当をお選びいただくのも、スムーズに進めるひとつの方法です。
初節句やお宮参り、卒業や入学。あるいは、大切な方を偲ぶ日。
ご自宅での集まりの食卓を、少しだけ楽に、そして豊かなものにするためのお手伝いをします。
わからないことがあれば、まずは気軽にお電話でお尋ねください。
お話を伺いながら、ちょうどいい形を一緒に整えます。

